アルピナマスターコラム-第82回

アルピナマスターコラム

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第82回
ハーバリウムでつくる、夏の涼しげインテリア

2017年07月21日

インスタグラムで人気となっている“ハーバリウム”をご存知でしょうか。
特殊な液体を充たしたガラスボトルの中に草花を閉じ込めたもので、生花のような美しさを1年ほど保つことのできるインテリア雑貨。もともと“植物標本”という意味を持つハーバリウムですが、いまではこのインテリア雑貨を指す言葉に変わりつつあるのだそう。涼しげな見た目とカラフルな色合いがフォトジェニックだと、話題になっているのです。

最近ではハーバリウムをDIYする方たちも増えているようで、防腐作用のある専用の液体が入手困難になるほどの過熱ぶり。花と瓶と液体さえ揃えば誰でも作れるとあって、挑戦する方が多いようです。

またここ数年ブームとなっているものが、フレンチカントリーなどのナチュラル系インテリア。このインテリアのアクセントに欠かせないものがグリーンや生花ですが、すぐに枯れてしまうところが、生き物である草花の難しいところ。そこで、お手入れ不要で長く楽しめるハーバリウムが人気となっているのです。

またハーバリウム同様に、インテリアのテイストに合わせたボトルで楽しむ一輪挿しも人気ですが、切り花を長持ちさせるために重要なものが水選び。特にいまの時期は暑さで水がすぐに腐ってしまいますが、この水の腐敗こそが生花の敵。きれいな水の方が長持ちするだろうとウォーターサーバーの水を使用している方もいるようですが、実は切り花には塩素が使用された水道水がおすすめ。ヒトの体にとってはあまり好ましくない水道水ですが、切り花にとっては嬉しいお水なのです。

しかし同じ花であっても、繊細なラン科の植物には防腐処理が施された水道水やミネラルウォーターはNG。花によってはアルピナウォーターのようなピュアウォーターが向いているなど、種類によって合う水が異なるのです。

このように水選びひとつとっても難しい草花の育て方ですが、飾るだけでグンとセンスアップするのが良いところ。忙しくて水やりを忘れがちな方や、何度も観葉植物を枯らしてしまった経験をお持ちの方は、“枯れにくい草花”であるハーバリウムをインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
キラキラと輝くハーバリウムは、暑い夏をしばし忘れさせてくれるアイテムですよ。