アルピナマスターコラム-第79回

アルピナマスターコラム

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第79回
綺麗な人は飲んでいる?ビオチンとは

2017年05月11日

「ビオチン」という栄養素を聞いたことがありますか?「聞いたことがある!」という方は、美容感度の高い方、もしくは皮膚科にお世話になっている方ではないでしょうか。

ビオチンは別名、ビタミンB7・ビタミンH・コエンザイムRと呼ばれるビタミンの一種で、単体のサプリメントとしても売られています。
マニアックな栄養素なのであまり目にしたことがないかもしれませんが、ビオチンは髪や皮膚の健康を保つ栄養素。コラーゲンの生成や正常な肌のターンオーバーを助けるなど、美容とは切っても切れないものなのです。
アトピー性皮膚炎の方の中には、ビオチンの血中濃度が少ない方もいることから、皮膚科でも処方されている安全性の高いビタミンのひとつ。肌や髪が綺麗な人は、もしかするとこっそり飲んでいるのかもしれません。

美容の観点から考えると積極的に摂取したい栄養素ですが、多くの方は日々の食事から無理なく摂取できているのだとか。厚生労働省では50.0㎍/日の摂取を基準としていますが、卵黄3個で1日のビオチン摂取量をクリアしてしまうため、皆さん何気なく基準値に近い量を摂取しているようです。

ただ、ビオチンは水溶性ビタミンのため、大量に摂取しても多くが排出されてしまう特性があります。ですから、基準値である50.0㎍/日をサプリメントで摂取したとしても、効果はあまり期待できません。ビオチンをサプリメントから効果的に摂取したいのであれば、毎食後に小分けにして飲むといった工夫が必要なのです。

また、ビオチンとの相性が良いビタミンが、同じく水溶性ビタミンであるビタミンC。日差しが強くなるこれからの季節、最も人気が高まるサプリメントのひとつですが、より肌や髪を紫外線から守りたいのであれば、ビオチンもプラスしてみてはいかがでしょうか。

ビタミンCはビオチンに似た効果が期待できるため、白髪が目立ってきた方や、肌荒れを改善させたい方にはピッタリの栄養素。こちらもこまめに摂取する方が血中のビタミン濃度を安定させることができるほか、ビオチンと一緒に摂取すると、吸収率が高くなるといった嬉しい相乗効果も期待できます。

ビオチンは多く含まれているのは、ピーナッツ・アーモンド・カシューナッツといったナッツ類。小腹が空いたらこれらを食べてみるのも、綺麗への近道かもしれませんね。