アルピナマスターコラム-第50回

アルピナマスターコラム

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第50回
スッピン以上お化粧未満!水おしろいの作り方

2015年09月15日

ファンデーションは今や肌を美しく見せるだけでなく、日焼け止め効果や美容効果を求めて使用している方も少なくありません。商品もリキッド・パウダー・ミネラルなど様々なものが販売されていますが、いつ頃から顔に色を付けるといったお化粧が始まったのでしょうか。

そもそも現在のようなファンデーションという商品が日本で使用され始めたのは、戦後のこと。それまでは白粉(おしろい)が日本のファンデーションであり、飛鳥時代から使用されていました。
白粉もファンデーションも顔に塗るメイク用品ではありますが、白粉は今でいうところの、プレストパウダーやルースパウダー。ファンデーションよりもカバー力の少ない、お粉といったところでしょうか。

カバー力が少ないと言いつつも、実は白粉は用途によって様々な種類があり、なかでも歌舞伎役者が使用することで有名な練白粉は、顔を真っ白に染め上げます。平安時代などの絵巻物を見ると真っ白な顔の貴族が描かれていますが、当時は顔が白いことが美しい証。また、電気がなく建物の中が薄暗かったため、真っ白に塗ってちょうど良い色合いだったという説もあります。

そんな白粉のなかでもカバー力と保湿力を兼ね備えた「スッピン以上お化粧未満」の水白粉が今密かなブーム。朝の忙しいときでも、洗顔後に化粧水のようにバシャバシャと顔に付けるだけでベースメイクが完了するので、とっても楽チン。ルースパウダーのように軽いながらも、ぴったりと肌に吸い付く化粧水のような使用感なので、肌荒れがひどくファンデーションを塗りたくない日にも使えるところが魅力です。

魅力いっぱいの水白粉ですが、実は手持ちの化粧品で簡単に作ることが可能。オフの日の軽いメイク用品として常備してみてはいかがでしょうか。
材料は以下の3つ。その他にも、ハンドメイドコスメ用の天然防腐剤や美容原液などを添加するなどして、オリジナルの水白粉を楽しむことができます。

【水白粉の基本の材料】
・ミネラル(粉状)ファンデーション 小さじ2
・精製水又は化粧水 50ml
・グリセリン 小さじ1
※防腐剤が入っていないので出来上がり後は冷蔵庫に保管し、早めに使い切りましょう。

作り方は、全ての材料を化粧ボトルなどに入れて良く混ぜるだけ。水白粉は水分が蒸発すると粉っぽくなってしまうので、洗顔後にきちんと乳液などを付けてから使用すると、持ちがキレイです。
忙しい方や厚ぼったいメイクが苦手な方々に人気の水白粉。色味や保湿力を季節によって変えることができるので、今週末にでもハンドメイドコスメにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。