アルピナマスターコラム-第67回

アルピナマスターコラム

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第67回
乾燥肌の対策に!素材から洋服を選ぼう

2016年11月10日

乾燥が気になるこの時期、バラエティショップやドラッグストアに、ボディクリームなどのケア商品が並ぶようになりました。
カサカサ肌はかゆみや発疹といった不快感を伴うことも多く、掻きむしって肌がボロボロに…といった状態でお悩みの方も少なくありません。

そんな冬場の乾燥肌対策には、クリームなどによる保湿だけでなく、洋服選びも重要なことをご存知でしょうか。
デザインやサイズ感で選んでしまうことの多い洋服ですが、冬物こそはタグと手触りをしっかりと確認して購入することをおすすめします。

チェックするポイントは、大きく分けると2箇所。使用されている“素材”と“織り方”です。
乾燥肌の大敵は吸湿性の悪さのため、汗がこもってしまうポリエステル・アクリル・ナイロンといった化学繊維や、天然繊維のなかでもウールは×。やはり綿が一番お肌には良いため、せめて肌に直接触れる下着だけでも綿を選ぶと良いでしょう。

なかでもオーガニックコットンは、単に栽培時に化学薬品を使用していないというだけでなく、手摘みで収穫されるため、繊維が潰れず空洞が保たれます。手間隙がかかっているため、少々価格が高めではありますが、その柔らかさは一般的な綿(コットン)とは比べ物になりません。冬場の乾燥肌でお困りの方は、寝具やバスタオルなどをオーガニックコットンの製品に変えてみても良いでしょう。

そして2つ目のチェックポイントである“織り方”がなぜ重要かといえば、綿100%の製品であってもお肌に向かないものがあるからです。 「衣服圧」という専門用語があるのですが、これは衣服を着た際に、どれだけ皮膚が圧迫されているかを感じる力のことです。
今から約80年以上も前から研究されてきたものであり、最初は着物の帯の苦しさなどを計測していたとのこと。ですが今では、ワイシャツやスラックスといった日々着用するものに対しての研究も行われているようです。

つまり、同じ綿の洋服であってもデニムのようにゴワゴワして重たい製品は、擦れてお肌に衣服圧がかかるため、乾燥肌を引き起こしやすいといわれています。
洗濯を繰り返す度にゴワつくタオルに出会うことがありますが、その原因は織りが粗いため。細かく織られたものはお肌に優しく洗濯を繰り返しても柔らかいことから、“織り”も洋服選びの際は重要なのです。

また、タグや襟・袖に付いた化学繊維のレースや締め付けの強いゴムも、擦れから湿疹といった肌ダメージを引き起こす原因となるため要注意。
身体に嬉しい食べ物やお水を選ぶように、お肌にも優しい洋服選びで、この冬の乾燥を乗り切ってみてはいかがでしょうか。