アルピナマスターコラム-第9回

アルピナマスターコラム

アルピナマスターコラム

第9回
体内での水分の働き

2011年9月22日

水は生命の源と言われます。地球上の生命はほとんどが水無しでは生きていけません。もちろん人間も例外ではありません。人間の生命活動に水の存在は必要不可欠であり、体内で非常に重要な働きをしています。

人体の組成割合を見ていきますと、成人の場合は、水分は50~60%、たんぱく質が15~18%、脂肪が16%前後、ミネラル2~5%、後は微量な糖質、ビタミンなどで構成されています。人体とは、たんぱく質の入れ物に入った水タンクのようなものなのです。この水分の割合は年齢によって変化していきます。新生児で水分は70%、歳を重ねていくと最終的に55%前後になるといわれています。

人間の体に含まれる「水分」というとまず思い浮かぶのは「血液」ですね。血液は体重に対し8%~7%の量があります。この血液は、細胞成分と血漿(けっしょう)成分に分かれます。細胞成分というのは、赤血球や白血球などですね。血漿成分とは液体の部分です。この割合は9:11といわれほぼ半々です。そして、血漿成分の91%は水分で構成されているのです。

血液の働きは、体の隅々まで栄養、酸素を送り込み、老廃物を回収していくことです。血液によって回収された老廃物は腎臓でろ過され、老廃物と水分を膀胱に送り込みそれが尿として排泄されます。水分の不足はこの血流のサイクルを乱してしまうことになります。体の中の老廃物を体外に排出するためには、十分な水分補給が必要になります。特に痛風など、尿酸値が高い傾向にある人は、医師により多くの水分を摂取するように指導をされます。これも血中の過剰な尿酸を体外に排出するために行われるものです。。

また、水分には体温を調節するという非常に大切な役割があります。人間は哺乳類の中で最も優れた体温調節システムを持っています。これが「発汗システム」です。身近な哺乳類である犬などは、足の裏で発汗する程度ですが人間はほぼ全身で発汗しています。犬が「ハァハァ」と大きな呼吸をするのは、体温調節のためで、人間の「発汗システム」に比べ効率の悪いものです。

水分が気化するときには、1gに対し約0.58 kcalの熱を奪います。それに対し人間の体の比熱は0.83といわれます。比熱とは1gの物質の温度を1度上げるための熱量になります。つまり体重60kgの人の体温が1度上がるためには、0.83×60=49.8kcalの熱量が必要になります。これは逆に言えば、1度体温を下げるためには49.8kcalの熱量を奪わなければいけないわけです。

つまり、1度体温を下げるためには、85gの汗が気化する必要があるということになります。上昇した体温を下げるためにはそれだけの水分が必要ということなのです。

人間は体温が上昇してしまうと、容易に体調を崩してしまいます。夏場の熱中症や脱水症状の増加に対し、水分の補給の重要性が唱えられるのもこの発汗による体温維持システムのためなのです。十分に汗をかくだけの水分がなければ、体温を調節することができません。特に夏場などは、のどの渇きを感じる前にこまめに水分補給をする必要があります。

そして、水分の補給には、飲んだ水が体内に素早く浸透することが重要になってきます。このためには、水分子の集合体であるクラスタのサイズが小さい水であることが望ましいといえます。この点、アルピナウォーターは、最先端のろ過システムによって、クラスタサイズが極限まで小さくなっています。体内への浸透性という点において、水分補給にも最適の水であるといえます。