アルピナマスターコラム-第68回

アルピナマスターコラム

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第68回
風邪予防だけじゃない?マスク美容法とは

2016年11月25日

海外からの観光客が増えているとのことですが、来日して驚いたことのひとつとして、「マスクをしている人が多い」といった意見が挙げられるとのこと。
風邪やインフルエンザが流行りはじめるこの時期、マスクをすることは日本人にとっては“予防”であり“エチケット”でもありますが、海外では“マスク=医療従事者・寝込むほどの病人”といったイメージがあるようで、元気に街を歩いている人々がマスクをしている姿はとても滑稽だそうです。

しかしこのような意見とは反対に、ファッションでマスクをつける“伊達マスク”なる言葉も生まれるほど、若い方たちのあいだでは帽子やメガネと同様のおしゃれアイテムとしても定着している模様。また忙しい女性の場合、すっぴんを見られないためにマスク姿で職場や買い物へと行く方も少なくないようです。

このように私たちにとってとても身近なアイテムであるマスクですが、実は時短美容アイテムにもなるスグレモノ。
そこで今回は、上手に活用することで家の中でも外出時でも常に美容ケアを行う方法をご紹介します。

家庭用のマスクには、不織布とガーゼの二種類の素材の商品が主に販売されていますが、街で見かけるマスクの多くは不織布でできたいわゆる“使い捨てタイプ”。
不織布は繊維を接着させたり絡ませて熱を加えるなどして作られるのですが、大量生産しやすいことや安価なことから、使い捨てマスクに採用されています。また、表面が細かいフィルター状という特性も、マスクにはぴったりなのです。
しかしながら手触りが固くザラザラとしているためお肌を傷つけやすいことから、肌荒れの原因にも。そのためお肌のためを考えてマスクを選ぶのであれば、断然ガーゼ素材がおすすめです。

また、マスクを長時間着用していると臭いが気になることがありますが、これは雑菌が繁殖している証拠。冬になるとにきびや吹き出物ができてしまったという患者さんが皮膚科に増えるとのことですが、その原因のひとつがマスクの長時間着用とのことです。

このようにマスクはあまりお肌とは相性が良くないように見えがちですが、空気がこもって湿度が高くなることから、朝起きて頬が粉を吹いていたり唇が荒れている状態であれば、美容液やリップクリームをたっぷり塗ってからマスクを装着すると、それだけで簡易パックのできあがり。
例えば出勤前に美容液を塗ってマスクをして出かけると、オフィスに到着するころにはお肌が落ち着いているはず。化粧ノリの良くない朝のお肌の状態でファンデーションを塗るよりも、通勤時間のマスクパックで肌を整えてからオフィスのパウダールームでファンデーション塗ると、化粧持ちが断然違ってくるのでおすすめです。

ただし前述したように、マスクの長時間着用は肌荒れの原因のひとつ。美容アイテムとして使用するのであれば素材選びに気をつけ、パック感覚で短時間のみに留めておくことをおすすめします。