アルピナマスターコラム-第51回

アルピナマスターコラム

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第51回
10月は雨災害の多い季節!防災について考えよう

2015年10月21日

ゲリラ豪雨・台風・長雨など、雨による様々な水害。一般的に雨と聞くと梅雨を思い出しますが、実は関東は9月・10月が最も降雨量が多いことをご存知でしょうか。
確かに日本海南側エリアでは6月・7月の降雨量は300ミリを超えるなど、梅雨らしい梅雨となり、10月の降雨量はグッと少なくなります。しかし東京をはじめとした関東の場合、梅雨時の降雨量は150ミリ程度ですが、秋には200ミリを越えるときも頻繁にあるのです。
これは台風や熱帯低気圧が頻繁に本州付近に近づくからであり、だから今の時期こそ、大雨に対して警戒するべきなのです。

私たちが最初にするべきことは、最新の気象情報を得ること。この際、
・注意報
・警報
・特別警報
のどれが自分のいるエリアで発令されているかを知ることで、適切に備えることができるのです。

注意報はその名の通り「災害に注意しましょう」という意味。警報は注意報よりもレベルが上で、「重大な災害が起こる恐れがありますよ」ということを意味していますが、どちらも災害対策や非難するまでの時間を確保するため、かなり余裕を持って発令されます。
そのため晴れているにもかかわらず、注意報・警報が発令されるということは少なくありません。ですから今晴れているからと安心するのではなく、これからやってくる雨風に備える予備期間だと思いましょう。

今年は東日本で数十年に一度という豪雨水害が起こり、その際には茨城県と栃木県に特別警報が出されました。特別警報は「重大な災害が起こる」ことを警告しているため、特別警報が出されたら、水辺から遠く高くて頑丈な建物といった安全な場所に避難しましょう。
また都市部の場合は地下鉄や地下道が非常に発達しており、コンクリート造のために一見安全に見えがちですが、実はここが一番危険な場所。いつ大量の水が地上から流れ込んでもおかしくない場所のため、地下にいる際はすぐに地上へ。2階以上の建物のなかへと非難しましょう。

このように10月に多い雨災害は、危ない場所に近づかない・安全な場所に避難することで、かなり防ぐことができます。
その他にも事前にできる対策として、ホームセンターなどで売られている「防犯フィルム」を窓ガラスに貼ることで、万が一ガラスが割れたとしても飛散ガラスで怪我をするといった二次災害を防ぐことが可能に。その他食料の備蓄など、事前にできる予防策はさまざまあります。

東京では各家庭に防災マップと防災冊子が配られましたが、これが非常に分かりやすく役立つと話題になっています。
同内容がWeb版の「東京防災http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/」にも掲載されており、お子さんでも分かりやすい内容となっているため、家族全員で楽しく学んでみてはいかがでしょうか。