アルピナコラム-第70回

クリスマスの定番!美肌に◎のグリューワイン

2016年12月22日

ワインを晩酌として楽しむことは当たり前のようになりましたが、ホットワインは日本ではまだまだ浸透していないのではないでしょうか。 ちなみにこの“ホットワイン”という名前は和製英語。
温めたワインは英語ではモルドワイン。
クリスマス時期に飲まれるグリューワインはドイツ語で、寒い冬に飲むと身体が温まることから、“熱を帯びる”という意味のグリューが名前に入っているそうです。

このグリューワインはドイツでは11月の終わりごろからマーケットで販売される、いわばドイツの冬のご当地グルメ。
クリスマス仕様の可愛いカップに入れられて提供されるのですが、このカップもレシピもお店によって様々。
カップはテイクアウトできるため、様々な町を巡ってカップを集めるコレクターもいるそうです。

そんなドイツ発祥のグリューワインは、ベースとなる赤ワインに香辛料やシロップを入れて温めたもの。
ぽかぽかと身体が温まるだけでなく、エイジングケア効果が期待されているポリフェノールや、冷え性やシミ・シワ・たるみの改善効果が期待されているシナモンやクローブの成分が溶け込んだ、実は美肌に嬉しい飲み物なのです。

さらには沢山入っているスパイスには抗菌作用も期待できるため、健康にも◎。
日本では風邪をひくと玉子酒といった習慣がありますが、ヨーロッパではこのグリューワインがまさに風邪予防ドリンク。
作り置きすることができるため、この冬はおやすみ前の美肌ドリンクにグリューワインを取り入れてみてはいかがでしょうか。

つくり方はとっても簡単。
輪切りのレモン・オレンジジュースと、シナモン・クローブなどのスパイスとワインをお鍋に入れ、沸騰直前まで温めて火を止めたらできあがり。
その他にも、中華料理で使用する八角(スターアニス)やナツメグ・生姜・りんごなど、お好みで色々入れてみると新しい味に出逢えるかもしれません。
温めてすぐに飲むこともできますが、1日程度放置すると味が馴染んで美味しくなりますよ。

アルコールがある程度飛ぶため、お酒が苦手な方でも美味しく飲めるだけでなく、就寝前に飲んでも睡眠の質を妨げることがない点も、グリューワインの良いところ。
ベースとなるワインはとびきり安いもので良いので、美肌と風邪予防のためにも毎日楽しんでみてはいかがでしょうか。

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