アルピナマスターコラム-第35回

アルピナマスターコラム

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第35回
水素水で健康に? がん治療にも役立つ?

2014年05月01日

現在ではテレビや雑誌など様々なメディアを通して、健康や美容に関する多くの商品が紹介されるようになりました。中には「こんなもので健康に!?」といった驚きの商品も目にすることがあるかと思います。そんな中で「水素水」という水が注目されているのを皆さんはご存知ですか。
水素水は2007年頃より取り上げられるようになり、美容や健康、老化防止、がん治療までにその効果が期待されています。商品においては、飲料水のほか水素入りのサプリメントなど市販されていますが、水素水はなぜそのような効果が期待できるのでしょうか。今回はその理由に迫ります。

水素水とは、文字通り水素ガス(H2、水素分子)が含まれている水を指し、水素ガスをバブル化して水に溶かしたものや、水を電気分解することで水素分子を作り出すものがあります。ちなみに水素は英語名で「hydrogen(水を生じるといった意味がある)」。物質の中で最も軽く常温においては無味、無臭、無色な物質となっています。

ではなぜこの“水素の入った水”が様々な効果を表すのでしょうか。それは水素の活性酸素を除去する働きにありました。
私たちが日々活動するためのエネルギーは、体の細胞内にあるミトコンドリアが作り出しています。ミトコンドリアは、私たちが摂取する食べ物などの糖分と、呼吸によって取り入れた酸素を反応させてエネルギーに変えていますが、この反応の際に一緒に発生するのが活性酸素です。活性酸素には善玉と悪玉があり、善玉活性酸素は体外から入り込んだ細菌やカビを除去する働きがありますが、酸化力の強い悪玉活性酸素は細胞を損傷させて、体の老化、生活習慣病などの病気を引き起こす原因となってしまうのです。 水素には悪玉活性酸素と反応し無害な水に変える性質があり、発生した悪玉活性酸素を減らすことで、体の酸化(老化や病気の促進)を防いで私たちの体を健康に保ってくれるのです。

また、このほかにも水素水や水素は様々な病気に効果的なことが分かっており、がん治療にも同様であることが確認されています。がんの一般的な治療法としては、抗がん剤や放射線治療がありますが、これによる副作用も悪玉活性酸素が引き起こすと言われており、特に抗がん剤は多くの悪玉活性酸素を生み出してしまうようです。がん治療に悪玉活性酸素を除去する水素水を活用すると、治療の効果はそのままに副作用のみを軽減させてくれることが分かっています。

このような理由で効果が期待されている水素水。興味のある方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。しかし、どのような水も摂取しすぎると水中毒などになるおそれがあるため、飲みすぎには注意が必要です。